東京五輪男子やり投げで金メダルを獲得したインドのニーラジ・チョプラが9日、凱旋帰国した様子が「恐怖」と海外で話題になっている。
五輪陸上では同国初の金とあって、ガンジー国際空港は、英雄を一目見ようと大群衆が集まった。その様はインド「インディアン・エクスプレス」が「カーニバルのようだ」と表現したほど。チョプラはもみくちゃとなり、車に乗り込むのに半日かかったという。
しかし、今は世界的な新型コロナウイルス感染拡大下。インドも1日4万人を超える新規感染者が出ている状態なのだが、現場は密集中の密集のうえ、マスクを着用してない人も多かった。
この画像が中国など海外でも報じられると「コロナが怖い」「マスクしていない。これは怖い」と恐怖を感じる声が多数。インドでは、メダリストの凱旋には多数の人が押しかけており、すでにレスリング男子フリー65キロ級銅メダルのバジュランが「コロナ禍なので、完全な注意を払ってください。政府のガイドラインに従い、マスクを着用する必要があります」と注意を促していた。効果はなかったようで、心配の声が上がっている。