メッシのパリ・サンジェルマン移籍が正式発表「クラブと自分のサッカーに対する野心は完全に一致」

パリ・サンジェルマン入りが決まったメッシ(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンは10日(日本時間11日)、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)と2年契約(3年目のオプション付き)を結んだと正式発表した。

公式ホームページで「バロンドールを6回受賞したレオ・メッシは、サッカー界のレジェンドであり、サッカー界の内外を問わず、あらゆる世代の人々にインスピレーションを与えている存在と言えます」とし、「クラブとしての目標をさらに高めると同時に、クラブのファンの皆様に、非常に才能豊かな選手たちだけでなく、今後数年間、最高峰のサッカーを提供することを約束するものです」と伝えた。

メッシはクラブを通じて「自分のキャリアで新しいステップとなることを楽しみにしています。このクラブと、自分のサッカーに対する野心は完全に一致しています。パリ・サンジェルマンのチームとスタッフがどれだけ優れているかはすでに知っています。クラブとファンのために特別なものをもたらすように努力していきたいですし、パルク・デ・プランス(パリSGの本拠地スタジアム)のピッチに立つことを楽しみにしています」とコメントした。

パリSGのナセル・アラケラフィ会長は「PSGへの加入を選択してくれたことをうれしく思い、彼と彼の家族をパリに迎えられることを誇りに思います。レオは、これからも最高のレベルで戦い、トロフィーを獲得したいと公言していますが、当然、クラブとしても同じことを目指しています」とし、「クラブにとって非常に戦略的で成功した移籍市場となりました。優秀な監督とスタッフに率いられ、世界中のファンのためにチームが共に歴史をつくることを楽しみにしています」などと談話を発表した。

メッシは背番号30となる見通しで11日に本拠地スタジアムで入団会見を行う予定だ。

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