衆院選 長崎　北村氏が瀬川氏けん制　自民4区公認問題　県連、11日対応協議

　自民党の西海市西彼、西海、大瀬戸の3地域支部が次期衆院選長崎4区の公認候補として前長崎県議会議長の瀬川光之氏（59）を擁立するよう党県連に求めたことについて、4区で立候補を予定している党現職の北村誠吾氏（74）＝7期目＝は10日、本紙の取材に「瀬川氏は議長経験者で地盤看板はあるかもしれないが、3カ月以内にあるだろう選挙で勝つのは大変ではないか」とけん制した。
　3支部は同日、瀬川氏の公認を求める文書を県連に提出した。県連は11日、三役会などで対応を協議する。
　また北村氏によると、9、10両日で4区内の同党全15地域支部に公認候補への推薦願いを提出。このうち大瀬戸支部は瀬川氏以外に、北村氏の推薦も決定し県連に文書を提出したが、「保留扱い」（県連幹部）になっているという。