エンゼルス・大谷翔平 注目のブルージェイズとのダブルヘッダー第1試合は3打数無安打

出塁した大谷翔平(右)とゲレロ(ロイター=USA-TODAY)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は10日(日本時間11日)に本拠地でのブルージェイズとのダブルヘッダー第1試合に「2番・DH」で出場し、3打数無安打、1得点1盗塁だった。12連続本塁打なし。試合は7回制でチームは6―3で勝って貯金1とした。

全米が注目している本塁打王、ア・リーグMVPを争うブルージェイズのゲレロとの直接対決4連戦。初戦の相手先発は左腕マッツだ。初回無死一塁はフルカウントからの8球目、外角低めのシンカーを引っ掛けて二ゴロ失策。3回一死無走者はカウント2―2からの5球目の内角スライダーを見逃がし三振だった。

2―1の5回先頭は初球の外角シンカーをファウル。そしてカウント2―2から低めのチェンジアップをすくい上げると打球は右翼へ。スタンドから大歓声が上がったが、平凡な右飛だった。

4―3の6回二死三塁は3番手の右腕ドリスから敬遠四球。これには大ブーイングだ。続くゴスリンの3球目に今季16個目となる二盗に成功。直後の左前打で6点目のホームを踏んだ。

この試合も無安打に終わり、8月は23打数2安打で打率8分7厘とついに1割を割った。ただ、3打席目で最近は漫然と見送ってきた印象のファーストライクを振った(結果はファウル)のプラス材料。第2試合に期待だ。

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