巨人との後半戦開幕ゲームに先発濃厚の中日・柳「先頭に立っていい投球ができれば」

後半戦に向け気合十分の柳裕也

中日の後半戦開幕ローテーションは柳、小笠原、ロドリゲス、大野雄、福谷、松葉の6人で回すことが明らかになった。11日、バンテリンドームで行われた一軍投手練習にはこの6投手が参加。阿波野投手コーチは「後半戦最初のローテはこの6人? そうですね。順番は想像してください」と語った。

中日は13日から東京ドームで巨人と3連戦を戦うが、柳、小笠原、ロドリゲスの順番となりそう。17日からのホーム広島3連戦には大野雄、福谷、松葉の3人が回る可能性が高い。

後半戦開幕ゲームのマウンドを任されることが確実な柳は「チームがいいスタートを切るためにも先頭に立っていい投球ができればいいかなと思います」と闘志をみなぎらせた。前半戦7勝5敗とチームの勝ち頭である柳は今季、巨人戦で2戦2勝、防御率1・20と抜群の成績を残しているだけに、首脳陣の期待も大きい。

また前半戦でキャリアハイの6勝(4敗)を挙げている小笠原も「チームの勝利が一つでも増えるように自分のピッチングをしっかりやっていきたいです」と気合十分。ロドリゲスも「前半戦はあまりチームに貢献できなかったので、ここからはチームに貢献する活躍をしたい」と燃えている。

借金「10」で3位・ヤクルトとは10ゲーム差(2位・巨人とは9・5ゲーム差)の中日がここからAクラス入りを目指すためには後半戦のスタートダッシュが絶対条件。リーグトップの防御率を誇る投手陣の頑張りに期待だ。

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