キャンプやアウトドア中に、「手元にちょっと置けるサイドテーブルがあったら…」と思うことって結構ありますよね。そんなときに便利なのが、今巷で話題になっている「三脚テーブル」です。高さを調整できるので、飲み物を置きたいときや料理中などさまざまな場面で活躍してくれます。今回は、そんな三脚テーブルを100均アイテムでDIYする方法と、おすすめの三脚をご紹介します。
三脚に天板を取り付けることでテーブルに!自在に高さ調整可能・安定感抜群・コンパクトで持ち運び便利
三脚テーブルとは、カメラやビデオで使用する三脚を利用したテーブルのこと。三脚にカメラではなく板を取り付けることで、アウトドアシーンに便利なサイドテーブルとして活躍してくれます!
高さを調整できる
通常カメラの撮影用に使う三脚は、高さを自由自在に調整できます。立ったまま作業したいときや椅子に座ってまったりするとき、シーンに合わせた高さで使えるのが三脚テーブルの良いところ。
三脚は撮影時にブレないよう安定性に優れているので、砂利や土の地面に置くサイドテーブルとしても安定感が抜群です。
コンパクトに持ち運べる
三脚テーブルはカメラネジを利用して板を設置しているだけなので、簡単に取り外せます。三脚を折りたためばコンパクトになるので、荷物の多いキャンプでも持ち運びやすいです。
三脚テーブルを100均アイテムでDIY!作業時間は約10分!材料費1000円以下で気軽に挑戦!
カメラ好きなら定番アイテムの三脚ですが、「意外と使う機会が少ないな」と感じている方も多いのではないでしょうか。
かく言う筆者も、一眼レフを購入した際に張り切って三脚も揃えたものの、その後お蔵入りさせてしまっていました……。そんな三脚を活用すべく、100均アイテムを使って三脚テーブルをDIYしましょう!
三脚テーブルの材料は? 板付きナットのサイズは要注意
【揃えるものは以下】
・板
・ネジ
・板付きナット(1/4インチ)
・三脚
三脚と板付きナット以外は100均で揃います。板は丸型でも四角でもお好みのものを選んでください。大きすぎると安定感がなくなってしまうので、三脚のサイズに合わせたものを。今回はまな板を使用します。
板付きナットは、通販や大きめのホームセンターで購入できます。三脚に装着してカメラを固定するための「雲台」のネジに合わせたサイズ、1/4インチのものを使用します。
一般的な三脚は1/4インチですが、一部の大型三脚だと、「大ネジ」「太ネジ」と呼ばれる3/8インチのネジが使われていることもあります。手持ちの三脚をチェックして、合わせたサイズのナットを選びましょう。
三脚テーブルの作り方をご紹介
手順①:板に印を付ける
安定したテーブルにするため、板付きナットは板の中央に取り付けます。定規で測って、中心にえんぴつで印を付けます。
手順②:板付きナットを取り付ける
インパクトドライバーがあれば楽ちんなのですが、今回は4つのネジだけなので手動で取り付けました。キリで下穴を開けてからドライバーでしっかり固定します。
手順③:三脚に固定する
雲台のネジと板のナットを取り付けて、雲台を三脚に固定したら完成です。ここまでの作業時間は10分もかからないくらい。超簡単にできました!
今回はシンプルな三脚テーブルにしましたが、テーブルに物を引っ掛けられるようフックを付けたり、板にペンキを塗ったりとアレンジは無限大。自分好みにカスタマイズしてみてください。
歴史ある三脚専業メーカー・ベルボンなどキャンプやアウトドアシーンにおすすめな一眼レフ向け三脚3選
キャンプの風景や星空を思い出の写真に残したり、テーブルとして活用したりとさまざまな楽しみ方がある三脚。ここでは、キャンプやアウトドアシーンにおすすめな三脚を3つご紹介します。
Velbon(ベルボン)三脚 シェルパ 645 III N
操作性と軽量性に優れた、レバーロック式の中型三脚です。開脚角度はフル開脚した状態から閉じていくと、フル開脚、セミ開脚、標準開脚と自動的に設定され、高さの設定がしやすいです。
開脚角度はそれぞれの脚で設定できるので、地面がガタガタしがちなアウトドアシーンでも安心です。
Velbon 三脚 ULTRA 455 5段 412584
レバーやナットを必要としない「ウルトラロック」を採用しており、初めて三脚を使う方にもおすすめです。全高162cmと高めの視線を確保しつつ、最低高21cmと低い位置での撮影にもばっちり対応。
三脚テーブルとしても、低い椅子に座った状態から立った状態まで幅広く活用できます。折りたたむとコンパクトなサイズなので、リュックやバッグで楽々携帯できるのも嬉しいポイントです。
K&F Concept 三脚 TM2324L
一眼レフはもちろん、スマホやタブレットにも対応したホルダーが付属する三脚です。キャンプ中にスマホを設置して、気軽に集合写真を撮影できます。タブレットを設置して、映画や動画を観る楽しみ方もできそうです。
高耐久性のアルミニウム合金素材を使用しており、わずか1.2Kgの軽量性も魅力的。設置面に対して角度が変わる可動式石突きで、足場の悪いキャンプ場でも安定感が抜群です。
立っても座っても使い方いろいろ!痒いところに手が届く「三脚テーブル」を簡単DIYしよう
今回は、三脚テーブルを100均アイテムでDIYする方法と、おすすめの三脚をご紹介しました。おうちに眠っている三脚に板を取り付けるだけで、アウトドアで大活躍するサイドテーブルに変身します。作業時間は約10分、材料費も1000円以内で超簡単にできるので、ぜひ自分好みの三脚テーブルを作ってみてくださいね。