エース・菅野が坂本ら相手にシート打撃登板。4安打1失点も「次のステップに向け頑張る」

菅野智之

不調によりファームで調整していた巨人のエース・菅野智之投手(31)が12日、東京ドームで一軍練習に参加。主力相手のシート打撃に登板した。

背番号18は坂本、中島、吉川ら打者のべ14人に計53球を投げ4安打、1失点。直球の最速148キロをマークするなど、復調をアピールした。菅野は「球数を投げられましたし、その辺りは問題なかったです。次のステップに向けて頑張ります」とキッパリ。19日に二軍戦での登板を経て、一軍復帰を目指すという。

スタンドから見守った原監督も「久しぶりのバッターに対して投げたという点では、本人も何て言うか、少し自信が出てきたんじゃない」とエースの投球にうなずいた。

また左肋骨を骨折した中川皓太投手(27)も登板。打者4人に17球を投げ無安打に抑えた。左腕は「しっかりと調整をしてチームの力になれるよう頑張ります」と振り返った。

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