柴咲コウ、"菌ちゃん先生"の有機農法講座をYouTubeで公開 健康な野菜作りの仕組みとは?

YouTubeチャンネル「レトロワグラースch.」で、タレントの柴咲コウさんが受けた有機農法についての講義の様子が公開された。

「有機農法を始めたい人へ♡菌ちゃん先生から講義のプレゼント」と題した動画では、“菌ちゃん先生”こと有機野菜農家の吉田俊道さんがおいしい野菜を育てるための畑作りについて話した。

吉田さんによると、菌ちゃん(土の中の微生物)には2種類あるという。1つ目は、目に見えるものだそうで、吉田さんが根っこのような画像を見せると柴咲さんは「ええ!根っこじゃないの?こんななるんだ…!」と驚いた様子。これらは「植物内生菌」と呼ばれており、少なくとも植物の生活環の一時期に宿主の体内で生息し、かつ病原性がないことが明らかな真菌だという。もう1つは「根圏微生物」といって、根の周りに生息する微生物だそう。

さらに、菌ちゃんは分解者と呼ばれ、死んだものしか食べない特徴を持っていると説明した吉田さん。「虫が来るから農薬をかける、と言いますけど、実際は虫は野菜を選んでいます」と話すと、菌ちゃんが豊富な土で育った野菜は生命力が強くなるため虫が食べに来ないことを説明した。

動画の最後で吉田さんは「菌ちゃんだらけの畑を作ると、全ての生き物がそれぞれ役割のあるところで暮らすようになって異常に食べられることがなくなる。素晴らしい、健康なお野菜ができる」と話していた。

この動画には「とても分かりやすい講義をありがとうございます」「役目がない、生き物はいないんですね!」「有機農法やり始めたので とても貴重なお話で勉強になりました」などのコメントが寄せられていた。

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