自身のプレーで価値上昇も!? PSG入りのメッシ 契約金の一部は仮想通貨だった

メッシ(中)の契約金の一部は仮想通貨だった(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、バルセロナから獲得したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の契約金の一部を暗号資産(仮想通貨)で支払ったと発表した。

PSGによると、メッシの契約金に「ファントークン」と呼ばれる暗号資産が「相当量」含まれているという。各メディアはサッカー界でメッシが初めての例とし、その額は2500万~3000万ユーロ(約32億5000万円~約39億円)に達すると伝えている。

ファントークンとは仮想通貨の一つで保有者がクラブの小規模な決定に対して投票したり、クラブ主催のイベントにも参加できる。ビットコインなどと同様に、取引所で売買されており、PSGでは2018年から発行。スペイン1部バルセロナやイタリア1部ユベントス、ACミランもファントークンを取り入れている。

PSGのファントークンはメッシの獲得で130%も値上がり。メッシは自らのプレーでチームを勝利に導き、タイトルを奪取することで自身の資産を増やすことが可能になるという。

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