JA全農にいがた(新潟市西区)が田上町に新潟米広域集出荷施設を建設決定

JA全農にいがた(新潟市西区)は12日、新潟県内JAの農業倉庫収容力不足の解消などのため、新潟県南蒲原郡田上町の本田上工業団地に土地を取得し、新潟米広域集出荷施設の建設することを決定したと発表した。

同施設は鉄筋造平屋建ての延床面積約1万700平方メートル、最大収容力は約2万トン(1室2,000トンの全室低温倉庫を10室)。附帯施設として農産物検査場も設置する。

県内JAの農業倉庫収容能力を補完することにより、県外保管にかかっていた経費を削減し生産者の手取りの向上を目指す。また、低温保管による安定した品質による通年供給が可能になるという。

施設は2022年7月完成の予定で、同年8月からの稼働を予定している。

【グーグルマップ 本田上工業団地周辺】

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