ノア15日の神奈川・カルッツかわさき大会のメインで行われるGHCナショナル選手権&世界ヘビー級選手権の調印式が13日に都内で行われ、ナショナル王者・杉浦貴(51)が2冠獲得後の展望を語った。
2014年度東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」最優秀タッグ賞に輝いた名コンビ「弾丸ヤンキース」の元パートナー、世界ヘビー級王者の田中将斗(48=ゼロワン)との大一番に向け「強さ、タフさ、コンディションの良さ、モチベーションの高さ、そして色の黒さ。すべてにおいてこの男だけには負けたくない」と意気込みを語った。
その後、本紙の取材に応じた杉浦は「(田中へ)リスペクトは根底にある。それだからこそ負けたくない。どうでもいい相手なら気にもならないでしょ。リスペクトがあるから気にもなる」と田中戦への思いの強さを語った。
一方で今回は2冠戦となり、勝てば当然ながら2つのベルトの防衛義務も発生する。この点についてはあまり触れることはなかった杉浦だが「それは取ってから湧いてくるもので、まずは目の前の試合に勝ちたい。ただ、ゼロワンのベルトを巻いたからには、そこの団体に乗り込んで防衛を重ねていきたい。ゼロワンでやったほうが(自身に)アウェー感が出るでしょ。そこで圧倒的な強さを見せたほうが俺も気持ちいい」と青写真を描いた。
注目の2冠対決の行方はどうなる?