上越3市 土砂と大雨警戒を 15日にかけて大雨予報

 本州付近に停滞する前線の影響で、県内は12日夜から、雨が降り続き、上越地域では上越、糸魚川両市に土砂災害警戒情報が、妙高市に大雨警報(土砂災害)が発令された。県内は15日にかけて大雨になるとみられ、県や新潟地方気象台は土砂災害などに注意、警戒を呼び掛けている。

 13日午後6時までの24時間雨量は、糸魚川市能生で141ミリ、糸魚川で146ミリ、上越市高田で115ミリ。

 この大雨により14日は北陸新幹線で遅れや運休の可能性があるとして、JR各社は注意を呼び掛けた。

 JR大糸線は14日、始発から終日運転を取りやめる。えちごトキめき鉄道、北越急行も一部区間運休を行う。

 15日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で上越100~150ミリ。新潟地方気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、その後も警報級の大雨が継続する恐れがあり、落雷や突風にも注意するよう呼び掛けている。

 上越市は13日、大雨警戒本部を設置し情報収集に当たっている。

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