ダルビッシュ 一夜明けても腰の張り残る パドレス監督「トレーナー診断を待つ」

腰の状態が心配だ(ロイター)

パドレスのティングラー監督は13日(日本時間14日)にダイヤモンドバックス戦前にオンライン会見し、12日(同13日)のダイヤモンドバックス戦で腰の張りを訴えて降板したダルビッシュ投手(34)の一夜明けた状態を説明した。

「現時点で医学的観点から発表することは何もない。ただ、今朝の時点で少しまだ張りが残っていると彼は言っていた」

また、張りは深刻な症状なのかと聞かれ「それはまだわからない」と応対。負傷者リスト(IL)に入れるかどうかに関しては「今日の治療後にトレーナーがどんな診断をするか待つことになるだろう」と明言を避けた。

ダルビッシュは12日のダイヤモンドバックス戦に先発登板したが、腰の張りを訴えて、メジャー自己最短タイの2回2/3で降板し、1被弾を含む6安打5失点、4三振1四球で今季7敗目(7勝)を喫した。2回までは無失点に抑えていたものの、3回に腰の張りが強くなり、途中でマウンドを降りた。

6月21日(同22日)のドジャース戦で7勝目を挙げて以降、8試合で白星がなく5連敗。この間の防御率6・31で2点台から3・70まで悪化。クオリティースタート(6回以上を投げて、自責点3以下)は2度だけ。7月9日(同10日)から腰と左股関節周辺の張りで10日間のILに入り、7月13日(同14日)のオールスター戦出場を辞退していた。

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