浦川原区の旧下保倉小を平成21年3月に卒業した卒業生たちが12日、同区横住の宿泊体験交流施設「月影の郷」に預けていたタイムカプセルを開封した。
月影の郷は旧月影小の校舎を利用しており、同校は下保倉小と統合して閉校となった縁から、下保倉小のタイムカプセルを預かっていた。カプセルには「2021年8月14日」に開けることが書かれており、同級会を兼ねて開封することに。当時の学級14人のうち、県内在住者ら5人と担任の手塚美枝子さんが集まった。
カプセルの中には当時のクラス写真や将来の自分に宛てた手紙、当時好きだったおもちゃなどが入っており、卒業生たちは思い出話に花を咲かせながら中身を確認していた。
村松恭輔さん(25)は「剣道で初めて取ったメダルが入っていて、とても懐かしい。みんなとは久しぶりに会えて、いい意味で変わっていない」と笑顔で語った。