巨人・岡本和真内野手（２５）が１４日の中日戦（東京ドーム）で、トドメの２８号ソロを放った。
４点をリードした８回、４番手で登板してきたばかりの三ツ間の変化球をぶっ叩き、左中間スタンドへ。外野手が一歩も動けないほどの完璧な当たりで、６―１の勝利に貢献した。岡本和は「打てて良かったですし、何よりもチームが勝てたことがうれしいです。明日も勝てるようにしっかり準備したいと思います」と殊勝なコメントを発した。
中断期間中に行われたエキシビションマッチから好調を維持していた。打率４割７分４厘で３本塁打に７打点。「シーズンで打ちたい」とこぼしたこともあった。仮に公式戦であれば、すでに３０発に到達していたが、もちろん〝ノーカウント〟。それでも後半戦の２試合目で早々と一発が飛び出し、本人やチームの勢いも加速しそうだ。
岡本和は２０１８年に３３本塁打を記録して以降、１９年と２０年はそれぞれ３１本塁打をマーク。今季残りは５６試合となり、４年連続となる正真正銘の３０発超えは時間の問題となりそうだ。
