【新型コロナ】14日の川崎市 70代男性死亡、663人感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は14日、新たに70代男性の死亡と、10歳未満~90代の男女663人の感染が確認されたと発表した。中等症が2人、感染経路不明は541人。市発表の死亡者は累計194人、感染者は2万5574人となった。

 死亡した男性は、川崎区の有料老人ホームに入居。7月21日ごろから食欲が低下し、老人ホームの職員が陽性となったことからPCR検査を実施し、24日に陽性と判明した。25日から市内の医療機関に入院していたが、今月8日に死亡した。

 新たに確認された感染者の年代別は20代が173人と最多。30.40代が各125人、50代87人、10代73人、10歳未満37人、60代30人、70代10人、80代2人、90代1人。居住地別では、市内は川崎区122人、多摩区85人、高津区72人、中原区68人、幸区57人、宮前区48人、麻生区43人。市外は横浜市113人、東京都21人、藤沢市13人、千葉県4人、鎌倉・逗子市が各3人、茅ケ崎市2人、綾瀬・海老名・厚木・座間・相模原・大和・平塚市と愛知・埼玉県が各1人。

 感染経路が分かっている人のうち、家庭内感染は107人、陽性者の接触者は15人だった。

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