【横浜市長選】「お盆の選挙避けてほしかった」 各陣営、人影まばらの街で汗

駅利用者らに支持を呼び掛ける候補者=JR東戸塚駅(写真の一部を修整しています)

 22日の投開票に向けて舌戦が続いている横浜市長選はお盆期間に入り、折り返しを迎えた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下ということもあって人影もまばらな街中で、各候補者は有権者に政策を届けようと、市内各地でマイクを握った。

 「お盆、緊急事態宣言、雨。トリプルパンチで人が少ないね」。14日午前7時の相鉄線二俣川駅前(同市旭区)。通り掛かる人にあいさつしていた候補者は、小さくため息をついた。

 雨天を考慮して、この日は駅から直結する屋根付きの通路で活動を始めたが、人出は想定よりも少なく、陣営のスタッフは「繁華街も人が減ってしまっている。(近くの)スーパーを訪れる買い物客に少しでもわれわれの声が届けば」と話した。

© 株式会社神奈川新聞社