ツインズ完勝 前田健太は6回無失点の好投で今季6勝目

【レイズ0-12ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは打線が4本塁打を含む16安打12得点と爆発。先発の前田健太は打線の大量援護のなかで6イニングを3安打無失点に抑える好投を見せ、リーグ最高勝率を誇るレイズに12対0で完勝した。好投した前田は今季6勝目(4敗、防御率4.41)をマーク。レイズは先発のマイケル・ワカが5回11安打7失点と大誤算で、11点ビハインドで迎えた8回裏には敗戦処理として外野手のジョーダン・ループロウをマウンドに送った(1回2安打1失点)。

初回にマックス・ケプラーの15号先頭打者アーチなどで4点を先制したツインズは、3回裏にもルイス・アライズの2号2ランなどで3点を追加。序盤で7点を奪い、前田を援護した。6回裏にはブレント・ルーカーに6号2ランが飛び出し、7回裏は二死2・3塁のチャンスでジェイク・ケイブが2点タイムリー。8回裏には敗戦処理のループロウからライアン・ジェファーズが10号ソロを放ち、チームの12点目を叩き出した。

先発の前田は4回までに打者13人と対戦し、許した走者はシングルヒットの1人だけ。5回表は先頭のワンダー・フランコに死球を与えたものの、次打者ランディ・アロザレーナをピッチャーゴロ併殺打に仕留めてピンチ拡大を防ぎ、続く6回表も先頭のフランシスコ・メヒアにヒットを浴びたが、次打者ブランドン・ラウをセカンドゴロ併殺打に打ち取って事なきを得た。6回76球を投げて被安打3、奪三振4、与四球1、失点0という安定したピッチング。2先発連続の白星となる今季6勝目を手にした。

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