【甲子園】横浜の2回戦、19日に変更 智弁学園と対戦 神奈川県勢初の通算60勝へ「一つに」

11日の1回戦を突破した横浜ナイン=甲子園

 全国高校野球選手権大会の大会本部は15日、天候不順に伴う日程変更を発表し、神奈川代表の横浜は第7日(19日)の第4試合で智弁学園(奈良)と対戦することになった。

 オンライン取材に応じた村田浩明監督(35)は、4日ぶりに甲子園の熱戦が再開されたことについて「ようやく始まったという気持ち。(2回戦まで)調整ではなくやれることをやり込んで臨みたい」と話した。

 横浜は第2日(11日)の1回戦で広島新庄にサヨナラ勝ち。当初は第8日の第1試合に2回戦が組まれていたが、3日連続の順延に加えて今後も悪天候が予想されるとして前倒しになった。

 ナインは初戦突破後、室内練習場で一日500スイング以上を振り込んできたという。15日はグラウンドでキャッチボールやノックなどを行い、初戦でサヨナラ3ランを放った1年緒方は「(安達)主将を中心に智弁学園戦へ一つになっていこうという雰囲気が出てきた」と手応えを口にする。

 次戦は県勢初の春夏通算60勝が懸かる。相手の智弁学園は初戦で14安打10得点をマークしており、緒方は「投打ともにレベルが高いので、打ち負けたくない」と意気込んだ。

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