西川貴教はカンペまで用意!「再炎上は絶対回避」したかった〝事情〟

西川貴教

再炎上は何としても回避したかった!?

歌手・西川貴教(50)が15日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。同番組への出演は4月11日の放送回で、ドラマ「北の国から」に関する発言をめぐり炎上して以来。前回の反省からか、今回はカンペのようなものを持参して、番組に出演した。

西川が出演した前回の放送回では、田中邦衛さんの訃報を取り上げた。「北の国から」の大ファンという松本人志と東野幸治が、名シーンについて熱く語っていたところ、興味なさそうな様子の西川は「子供の運動会のホームビデオを見せられている気分というか…」とチャチャを入れた。これが「ドラマをバカにしている」ということでファンの反感を買ったのだ。

この日の放送では「お2人(松本と東野)のさまを、子供の運動会を見ているみたいという表現をしていたのですが、うまく伝わっていなくて、僕は相当叩かれた」などと前回の炎上を振り返った。

カンペらしきものを用意してまで炎上を回避したかったのには理由がある。その答えは「地元の方に迷惑がかかるのが嫌なので…」という発言だ。西川は故郷・滋賀の観光大使を務めており、5月に東京五輪の聖火リレーで県内最初のランナーという大役を務めた。

来月には毎年恒例の滋賀での野外イベント「イナズマロックフェス」が迫っている。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてオンラインイベントとなったが、今年は感染予防対策を十分に行った上で、現地で開催予定だ。

「滋賀県とは良好な関係を保っており、余計な炎上は絶対に避けたい。来月にはイナズマロックフェスもありますから。番組では半分ネタのように扱っていましたが、炎上したくないというのは本音ですよ」(芸能プロ関係者)

ミュージシャンとしてだけではなく、ビジネスマンとしても一流の西川だからこそ、石橋を叩いて渡ったということか。

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