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ファミリーマートは、家庭で余っている食品を店舗に持ってきてもらい、地域の子ども食堂などに寄贈する「ファミマフードドライブ」の取り組みを、今月から長崎県内で始めた。
新型コロナウイルスの影響で子ども食堂の活動が制限される中、何か支援できることはないかと考え企画した。4月から全国各地でスタートし、8月6日現在、31都道県423店舗が実施している。
本県では1日から佐世保市内の14店舗で開始。店舗に設置した回収ボックスに食品を入れてもらい、「させぼ子ども食堂ネットワーク」に定期的に寄贈する。受け付ける食品は(1)未開封で破損していない(2)賞味期限まで2カ月以上ある(3)常温で保存可能-などの条件がある。
佐世保吉岡町店では11日、店長の柳元憲太郎さん(29)が、菓子やインスタント食品などを同ネットワーク副代表の相川加津美さん(64)に手渡した。相川副代表は「地域に密着しているコンビニで活動していただくことで、多くの人に子どもの貧困について関心を持ってもらえる」と期待。柳元店長は「24時間営業なので、いつでも気軽に食品を持ってきていただけるのは強み。食品ロスの削減にもつながれば」と話した。