スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧(26)の移籍金急騰を大物OBが〝予言〟した。
古橋は15日に行われたリーグカップのハーツ戦で1ゴールを含むチームの全3得点に絡む大活躍で3―2の勝利に大きく貢献した。
これで入団後の公式戦で5戦5発と驚異的なペースでゴールを量産。その活躍ぶりに、OBのパトリック・マッコート氏は今後市場価値が急上昇すると断言した。
英紙「デーリーレコード」によると、マッコート氏は「400万ポンド(約6億円)で獲得したが、彼の価値は2500万ポンド(約38億円)~3000万ポンド(約46億円)になるだろう。彼の名前は欧州中に急速に広まる」と欧州でも一流ストライカーとしての評価を得ると太鼓判を押した。
古橋の特長についてマッコート氏は「試合におけるバリエーションの多さは恐ろしいものだ。守備でも一生懸命働くことができる。ストライカーがこれらすべてのことを、これほど効果的に行うことができるのは非常にまれだ」と分析。「彼の意識と動きも本当にいい。クラブは息を飲むような才能に署名したことは明らかだ」と賛辞の言葉を並べた。
マッコート氏は現役時代にセルティックで元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)ともプレーしており「彼はケルトの英雄になった。古橋も同様の影響を与える能力を持っている」とレジェンドを引き合いに出して古橋が大エースとなることに期待を寄せた。
日本のスピードスターの快進撃はまだ始まったばかりだ。