堀内恒夫氏が語る〝国内最速男〟巨人・ビエイラが覚醒した理由

無双状態のビエイラ

元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫氏(73)が16日、自身のブログを更新し、不動の守護神まで上り詰めたチアゴ・ビエイラ投手(28)が〝覚醒〟した理由をつづった。

15日の中日戦(東京ドーム)では2点リードの9回から登板し、きっちりと三者凡退で抑え、11セーブ目をマーク。これで25試合連続で無失点となった。13日の試合では国内最速となる166キロを叩きだし、もはや無双状態となっている。

堀内氏はビエイラの2年目の進化に触れ「何が良くなったのか、ずばり、コントロールですよ。以前のビエイラは変化球でストライクが取れないもんだから バッターはストレートさえ 待っていれば良かったわけさ。いくら速いと言っても人間、スピードには慣れていく。でも、変化球でストライクが取れるようになったもんだから バッターは、まっすぐと変化球とどっちも見なきゃいけなくなった。だから、打てない」と分析した。

制球力が上がり、変化球でもストライクを取れるようになった要因は何なのか。堀内氏は「ビエイラは何が変わったのか。投げ方は変わってないよ。変わったのは『体のキレ』 絞ってきたのが、みてとれる。いい状態だね。今後も、期待してますよ」とエールを送っていた。

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