【夏の甲子園】宮崎商の辞退で不戦勝の智弁和歌山・中谷監督が沈痛「残念で言葉が出ない…」

夏の甲子園にもコロナ禍の影響が…

第103回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)に出場予定の宮崎商で選手ら13人の新型コロナウイルス陽性者が判明し、大会本部は17日、同校の出場辞退を発表した。これを受けて初戦の対戦相手だった智弁和歌山の中谷仁監督は「残念で仕方ない。それ以外の言葉が出てこない。決してひと事ではないというか、ウチも細心の注意を払っているが、ウチがもし辞退をしなきゃいけない状況になったらと思うと、本当に残念」とコメントした。

19日の第1試合の対戦がなくなり、智弁和歌山の不戦勝になった。初戦がずれ込むこととなったが「雨でこういう状況になっていますし、待つことはなかなか大変な部分もあるが、去年の3年生の思いだったり、大会がなかった時のことを思うと、日程がどれだけずれても甲子園大会に参加させていただける感謝の気持ちを持って、最善の準備をしたい」と気丈に話した。

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