第103回全国高校野球選手権大会の第6日(18日)は天候不良のために予定されていた3試合が19日に順延となった。準々決勝翌日の27日を休養日とし、決勝は29日を予定している。6度の順延は過去最多。
この日も出場予定だった6校が甲子園の室内練習場で約2時間汗を流した。19日の第2試合で二松学舎大付(東東京)と対戦する西日本短大付(福岡)の西村監督は「選手は思ったより変わりありませんし、野球がやりたくてウズウズしている状況かな、と思います。生徒の方が落ち着いていて僕の方がどうしたらいいかと悩んでいるかもしれないです」と苦笑い。エース右腕の大嶋(3年)は「早く投げたい。コンディションは非常にいい。先に点をやらないように意識する。粘り強く投げるのが持ち味なのでピンチでも動揺なく投げたい」と臨戦態勢を整えた。
宿舎では野球部OBの新庄剛志から送られたTシャツを来て過ごしているそうで「みんなに支えてもらってる。みんなの分も背負って戦いたい」と力を込めた。