井上尚弥が〝因縁〟のカシメロをチクリ「ドーピング管理はしっかり頼みます」

井上尚弥

WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(28=大橋)が19日、自身のツイッターを更新。「カシメロとの試合が決まったらボクシングというルールの中で叩きのめしたいと思います。だから試合が成立するよう体重管理『ドーピング』管理はしっかり頼みます。年内希望です」とつづった。

井上は15日(現地時間14日)に行われたWBAバンタム級タイトルマッチのジョンリール・カシメロ対ギジェルモ・リゴンドーのWOWOW生中継にゲスト出演。試合はカシメロが判定勝ちで王座防衛を果たしたが、試合後に「次はドネア、最後がイノウエ」と中指を立てたようなしぐさで挑発された。

これに激怒した井上はツイッターで「リスペクトのない奴は叩きのめす 以上」と応戦。続けて17日の投稿で「ここまで煽られ過激な挑発され生放送で中指立てられなぜ黙っとかなきゃいけないのか?」「売られた喧嘩は買うだけ」などと心境を明かしていた。

カシメロは8月にWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と2団体統一戦を行う予定だったが、6月にカシメロのアンチドーピング機構への書類の提出が遅れたためキャンセルとなった。井上のコメントは、この動きに釘を刺したとみられる。

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