首位レイズが快勝 オリオールズは今季2度目の14連敗

【オリオールズ4-8レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ア・リーグ東部地区の首位に立つレイズは、2対2の同点で迎えた4回裏に2本のタイムリーで2点を勝ち越すと、6回裏にはタイムリーと2本の犠飛で3点を追加。最終的には8対4で勝利し、最終戦を残してオリオールズ4連戦の勝ち越しを決めた。レイズ2番手のライアン・ヤーブローが5回1安打無失点の好リリーフで今季7勝目(4敗)をマーク。オリオールズは先発のスペンサー・ワトキンスが4回8安打4失点で今季5敗目(2勝)を喫し、泥沼の14連敗となった。

レイズは2点を先制された直後の1回裏に崔志萬(チェ・ジマン)が2点タイムリーを放って同点に追いつき、4回裏にはブランドン・ラウのタイムリーとワンダー・フランコのタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。6回裏にはフランコのタイムリー、ネルソン・クルーズとオースティン・メドウズの犠飛で3点を追加し、3点差に迫られた直後の8回裏にはメドウズがダメ押しのタイムリー二塁打を放った。これで連勝を3に伸ばし、2位ヤンキースとの5ゲーム差をキープ。今季74勝はリーグ最多の数字である。

一方、敗れたオリオールズは日本時間8月4日のヤンキース戦から負け続けて14連敗。14試合連続で5点以上を奪われ、うち11試合で8失点以上を喫している。同5月19日~6月1日にも14連敗を喫しており、大型連敗は今季2度目。1シーズンに2度の14連敗以上を喫するのは、20世紀以降では1911年と1935年のボストン・ブレーブスに次いで3度目となっている。

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