Rマドリードがフランス代表FWエムバペ獲得資金190億円確保に3選手放出へ

レアルが獲得を狙うエムバペ(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードがフランス1部パリ・サンジェルマンに所属する同国代表FWキリアン・エムパぺ(22)の獲得資金を確保するため、選手3人の放出に動いていると同国メディア「デフェンサセントラル」が伝えている。

Rマドリードはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(22)をイングランド・プレミアリーグのアーセナルへ移籍させるが、同メディアはさらなる選手放出は不可避という。「カルロ・アンチェロッティ監督にはまだ余剰な選手がいるため、Rマドリードは少なくとも3選手の解放を望んでいる」と報道。その候補とされているのはFアルバロ・オドリオゾラ、MFイスコ、DFダニ・セバージョス、FWルカ・ヨビッチ、FWマリアーノ・ディアスの5人で「そのうち3人を販売しなければならない」という。

Rマドリードは〝人員整理〟を加速させる背景にあるのはエムバペの獲得だ。その移籍金は1億5000万ユーロ(約192億円)以上とみられており、資金の確保が不可欠となる。同メディアも「PSGストライカーと契約することに執着しており、到着を期待している」と伝えている。

欧州の移籍期限は31日に迫る中、Rマドリードはエムバペの動向に注視しつつ、自クラブの選手の売却を進めていく構えだ。

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