レアルがエムバペ獲得失敗に備えて代替案を計画  サラー、リシャルリソンに照準も

キリアン・エムバペ(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードが、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(22)の獲得失敗に備えて代替案を模索している。

今季限りで契約が切れるエムバペを巡ってはRマドリードが移籍先の有力候補として浮上しているが、PSGにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が加入したことでエムバペが心変わりして契約延長する可能性も取りざたされている。

そうした中でRマドリード側もエムバペ獲得が失敗に終わるケースも見越して、具体的な代替プランを進めている。

フランスメディア「スポルト」は「エムバペとの交渉が失敗した場合、RマドリードはFWモハメド・サラー(リバプール)の追跡を再開する可能性がある。エバートンのブラジル代表FWリシャルリソン(エバートン)の話もある」と報道。エムバペは来夏フリーになっても年俸50億円近くの破格条件を求めるとみられており、財政事情の苦しいRマドリードはよりリーズナブルで実力は折り紙付きの2人のストライカーに方針転換する可能性があるという。

メッシの電撃移籍によって、大物ストライカーたちの動きにも大きな影響が出てきそうだ。

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