【新型コロナ】藤沢で2人死亡、132人感染 職員陽性の保育所が臨時休園

藤沢市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、藤沢市は20日、いずれも市内在住の40代と70代の男性2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~80代の男女132人の感染が新たに確認されたと発表した。

 死亡した40代男性は新型コロナ以外の疾患で医療機関に入院中の13日に陽性が判明。当初は無症状だったが、18日に死亡した。70代男性は7月24日に陽性が判明。当初は軽症だったが、容体が悪化し、医療機関に入院。18日に死亡した。

 年代別内訳は、70代が3人、80代が4人、10歳未満が6人、60代が9人、10代が11人、40代が22人、20代が23人、50代が25人、30代が29人。中等症3人、軽症119人、無症状が10人。66人の感染経路が不明となっている。陽性患者の同居家族と接触者がそれぞれ48人、18人。

 市は同日、市内認可保育所の職員1人の陽性が判明したため、当該施設を20日から28日まで臨時休園すると発表した。

 市はまた、15日に陽性判明を公表した60代女性について、11日に公表していたことが分かり、取り下げると発表した。当初、医療機関での受診で陽性が判明した後、別の病院に入院した際、改めて発生届けが出されたという。

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