新型コロナウイルスによる肺炎で他界した千葉真一さん(享年82)は、〝アクションスターの元祖〟だけに、晩年もモテた。
28歳年下の妻と別居中だった2015年春には、54歳年下の女子大生Aさんとの逢瀬を週刊誌に撮られた。妻とはこの年に離婚。翌16年秋には、Aさんが住むアパートに別の部屋を借りて引っ越したという報道も。18年の写真誌インタビューで、千葉さんは「女子大生とは疎遠になってしまった」としたが、その後復縁説も流れた。
Aさんの知人は「最初はホントに彼女の方から惚れてメロメロになっていた」と証言。
「『CHIBA』と書かれたピチピチのシャツを着て、バッチリ鍛えた体を見せるから、女の子はみんな惚れちゃって、奪い合いみたいになってた。若いころビバリーヒルズの高校を飛び級で卒業したとか、空手で全米王者になったとかいう話も、実際にはかなり盛ってたらしいけど、そのエピソードがいちいち面白くて、まるで映画のあらすじを聞いてるようだった」
不倫疑惑と報じられ、千葉さんはAさんとの熱愛関係を否定した。
「その裏でことあるごとに電話を入れてフォローしてたから、彼女はご機嫌でしたよ。千葉さんはかなりマメで、公開番組に出演している最中にも、彼女に『いま放送中だけどね』とラブコールしてきたとか」と前出の知人は言う。
離婚後に再婚しようと、一時は本気だったようで、千葉さんは「沖縄の西表島と小浜島の間に無人島があるから、そこを買って最後の豪邸を建てて、映画を作りながら一緒に過ごそう」というプランまで語っていたそうだ。
千葉さんは18年3月、千葉・富津市で開いた地元ファン向けのトークショーではこう語っていた。「『女性にモテる』って言われるけど、俺はモテないよ。だって、カッコつけないんだもん。女性によく思われようなんてしない。金がなかったら、ない。自然体で、それがいいよ」
千葉さんはこう話すが、自然体だからこそモテた。