パイレーツ完封勝利 筒香が代打弾、マイコラス戦列復帰

【パイレーツ4-0カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

パイレーツは先発のミッチ・ケラーが5イニングを無失点に抑えるなど、投手陣が再三のピンチをしのいで4対0で完封勝利。ケラーは今季4勝目(10敗)をマークした。一方のカージナルスは10安打を放ちながらも得点圏で7打数0安打に終わり、12残塁で無失点。故障から復帰したマイルズ・マイコラスは安定したピッチングを見せたが、中堅ハリソン・ベイダーのミスから2点を失い、5回2安打2失点(自責点0)で今季初黒星(0勝)を喫した。

パイレーツは4回表先頭のコリン・モランがヒットで出塁すると、続くジェイコブ・ストーリングスのヒットを中堅ベイダーが後逸し、モランが生還して1点を先制。さらに無死3塁からグレゴリー・ポランコが犠飛を放ち、2点目を奪った。投手陣が何度もピンチを背負いながらもカージナルス打線を無得点に抑えるなか、6回表一死1・3塁からポランコの犠飛で1点を追加。9回表には二死走者なしの場面で代打の筒香嘉智が右中間への1号ソロを放ち、ダメ押しの4点目を奪った。

前日の試合でノーヒットに終わった筒香はベンチスタートとなり、9回表二死走者なしの場面で投手の代打として登場。カージナルス3番手の右腕ダニエル・ポンセデレオンと対戦し、カウント1-1からの3球目、真ん中に甘く入った86.7マイルのチェンジアップを右中間へ運び、今季初アーチを放った。パイレーツ移籍後は4試合で打率.333(9打数3安打)、2二塁打、1本塁打、OPS1.222を記録。今季通算の打率は.170、OPSは.512となっている。

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