東京パラリンピックの開幕まで残り3日となった21日、大会組織委員会が開閉会式の一般募集の出演者数を発表した。
北は北海道、南は沖縄まで、全国各地から計5550人が応募。新型コロナウイルス禍の影響による大会延期や、式典の簡素化と式典内容の見直しなどもあり、採用数は減少したものの、最終的には開閉会式を合わせて、計161人が出演者として参加することになった。
カテゴリー別では、リーディングキャスト798人、オリジナルキャストとマスキャスト合わせて1195組4752人の応募があった。採用者数は開会式75人、閉会式89人で、3人が両式典に参加する。また、最年少は11歳、最年長は68歳となっている。
組織委は「開会式および閉会式当日、映像を通して本式典をご覧になる世界中の皆さまにとって、末永く記憶に残る式典となるよう、東京2020組織委員会は、ご参加いただく出演者の皆さまとともに最後まで準備を進めてまいります」などとコメントした。