バルサのペドリが2週間の〝夏休み〟へ クラブ、A代表、東京五輪で74試合に出場

バルセロナの主力・ペドリ(右、ロイター)

スペイン1部バルセロナの同国代表MFペドリ(18)にようやく〝夏休み〟が与えられた。

スペイン紙「アス」によると、ロナルド・クーマン監督は21日のビルバオ戦後からペドリに2週間の休養を与えることを明言。29日のヘタフェ戦は欠場する。昨季はクラブ、A代表、日本との準決勝にも出場した東京五輪でフル回転し、計74試合もの試合に出場したことを考慮した。

昨季は加入1年目ながらいきなり主力に定着。今季はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがフランス1部パリ・サンジェルマンに移籍しただけに、よりチームに対する影響力が大きくなる。疲労の蓄積から勝負どころでの負傷離脱を避けるべく、今のうちに休むことを優先した。

そんなペドリをチームは重要視しており、スペイン紙「スポルト」によると、近日中に2026年までの新契約(現契約は22年まで)をまとめる意向だという。本人もバルセロナでのプレー継続を望んでおり、〝チームの顔〟として今後はさらに存在感を発揮していきそうだ。

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