【ボクシング】パッキャオに〝師匠〟太鼓判「6ラウンド以内にKOするだろう」

マニー・パッキャオ(ロイター)

ボクシングの6階級制覇王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)に〝師匠〟が太鼓判を押した。

21日(日本時間22日)に米ラスベガスでWBA世界ウエルター級スーパー王者のヨルデニス・ウガス(35=キューバ)に挑戦する〝フィリピンの英雄〟は、前日計量を146ポンド(約66・2キロ)でクリア。2019年7月のキース・サーマン(米国)とのWBA世界同級王座統一戦以来となる約2年ぶりの試合に「過信はしたくない。確実に勝利を手にしたい」と意気込みを見せている。

そんな中、トレーナーのフレディ・ローチ(61=米国)はパッキャオの圧勝を予告していると海外メディアが報じている。ローチは2001年から長きにわたりパッキャオを指導し、世界的な選手に育てた名伯楽。18年に一度、袂を分かったがその後にパッキャオが再び招へいする形で師弟関係を復活させるなど厚い信頼で結ばれている。

米メディア「イーストサイドボクシング」によると「ローチは『マニーは6ラウンド以内にKOできるし、そうするだろう』と語っている。ウガスはスロースターターな点があるのでパッキャオに早く先手を取るように指示したことを説明している」と速攻指令を出したと伝えている。

フィリピンメディア「ラプラー」も「ローチはパッキャオが、遅い相手を撃ち倒すのに十分な弾薬を持っていることを知っている」と報道している。名タッグは今回も勝利をもぎ取ることができるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社