エンゼルス・大谷 新人左腕ねぎらう「アニキぶり」

エンゼルス・大谷翔平投手(27)が21日(日本時間22日)、敵地クリーブランドでのインディアンス戦に「1番・DH」で先発出場。3試合ぶりとなる今季41号アーチを期待されたが、4打数ノーヒットに終わった。試合は1―5で敗れた。

この日は相手先発右腕・24歳のマッケンジーに手を焼いた。タテに鋭く落ちるカーブにタイミングが合わず、3打席連続の空振り三振。第3打席では外角低めの直球を見逃して「ストライク」とコールされた際に、首を数回横に振るしぐさを見せた。9回の第4打席は3番手右腕・クレースの前に二ゴロに倒れた。

それでもベンチでは明るい表情で、4回途中で降板した22歳の新人左腕デトマーズを真っ先に出迎えてねぎらうなどの、アニキぶりも発揮。シーズン本塁打は現時点で51本ペースとなっている。投手としての次回登板は25日(日本時間26日)の敵地オリオールズ戦の予定。現在8勝1敗。2桁勝利に王手をかけたいところだ。

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