〈動画あり〉親子でサンドクラフト 上越青年会議所 砂像づくり 個性豊かに

 上越青年会議所(上越JC)Live with Laugh委員会は21日、上越市のなおえつ海水浴場でサンドクラフトを楽しむ「S&クラフトin上越」を開いた。小中学生と保護者の5組13人が参加し、個性豊かな砂像を制作した。

 同委員会は上越市の自然を知り、さまざまな体験を通して青少年育成につなげる活動を計画している。前回、5月末に同市中ノ俣で行った中学生による自然体験オリエンテーリングで、海を生かした観光や体験のアイデアが出され、それを基に企画した。

最後に記念撮影

 サンドクラフトには、プロの砂像彫刻家、保坂俊彦さんから指導を受けたスタッフが協力。水を混ぜて固めた砂を、参加者はスコップや金こて、はけなどを使って妙高山やカッパ、高田城など、思い思いに成形していった。

親子で協力しさまざまな砂像を制作。個性豊かな作品が仕上がった

 宮崎凛玲さん(直江津中等3年)と吉田新菜さん(同)は、中ノ俣に続いて参加。「初めての砂像がうまくできて良かった」と振り返り、「自分たちの意見が取り入れられ、地域との触れ合いや多くの人に足を運んでもらえるきっかけになれたことが、とてもうれしい」と話した。

 同委員会委員長の男性(39)は「初めての取り組みだったが、みんな真剣に取り組み、ハイクオリティーな作品ばかりで驚いた。今後もさまざまな活動で、青少年育成や地域活性化に取り組んできたい」と語った。

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