Rソックスが5失策で大敗 澤村拓一は5試合連続無失点

【レンジャーズ10-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ワイルドカード争いでヤンキース、アスレチックスに食らいついていきたいレッドソックスだが、4年ぶりとなる1試合5失策を喫するなど攻守両面で精彩を欠き、1対10で大敗。アスレチックスとの0.5ゲーム差は変わらなかったが、ヤンキースとのゲーム差は2.5に広がった。レンジャーズ先発のジョーダン・ライルズは7回5安打1失点で今季6勝目(10敗)。レッドソックス先発のエドゥアルド・ロドリゲスは4回途中8安打5失点で今季7敗目(9勝)を喫した。

レンジャーズは2回表にニック・ソラックとブロック・ホルトのタイムリーで2点を先制すると、1点リードで迎えた4回表にはホルトのタイムリーなどで3点を追加。5回表にアンディ・イバニェスのタイムリー二塁打でリードを5点に広げ、8回表にはヨヘル・ポゾとイバニェスのタイムリーなどでさらに4点を追加し、2ケタ得点に到達した。レッドソックスが1試合5失策を喫するのは2017年8月25日(現地時間)のオリオールズ戦(3対16で大敗)以来。打線はわずか5安打に封じられた。

レッドソックスの澤村拓一は先発ロドリゲスが4点目を失った直後、4回表二死2塁の場面で2番手として登板。アドリス・ガルシアにショートへの内野安打を許して悪送球の間に走者が生還し、DJ・ピータースに死球を与え、さらに暴投で2・3塁のピンチを招いたが、ナサニエル・ロウを空振り三振に仕留めた。生還した走者はロドリゲスの責任のため、澤村は1/3回を無失点に抑えて5試合連続無失点。今季の防御率は2.82となっている。

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