【CATレディース】稲見萌寧は後半失速でV逸「しょうがないかなって感じです」

稲見萌寧

国内女子ゴルフツアー「CATレディース」最終日(22日、神奈川・大箱根CC=パー72)、単独首位で出た東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)は2バーディー、7ボギーの77で回り、通算5アンダーで2位に終わった。

まさかの大崩れだ。初日、2日目とトップを守っていた稲見は前半4番、7番をバーディーとするも9番から4連続ボギー。その後もバーディーなし、16番から3連続ボギーなどでスコアを伸ばせず小祝さくら(23=ニトリ)に逆転Vを許してしまった。「前半は飛距離とかがいい感じに打てていた部分があったんですけど、後半、全部中途半端なところだったりとか、番手がピッタリなことがなくて、そこで悩んでしまったりとか、そういう感じだったので、無理だったなって感じですね」

この日は強風に見舞われ「結構打てないこともあって、それでみんな打てなくて待っていた。うまくいかなかったなと」と稲見。不本意な結果には「しょうがないかなって感じです」と淡々と振り返った。

ツアー通算8勝目はお預け。次週に向けて「とりあえず今日、風で大変だったので、明日、ちょっとスイングを見直したい」と語った。

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