巨人・原監督 移籍後初アーチの中田翔を絶賛「起死回生の一発になった」

7回に記念すべき一発を放った巨人・中田翔

新戦力の一発に賛辞の言葉を送った。巨人の原辰徳監督(63)と長嶋茂雄終身名誉監督(85)が、22日のDeNA戦(東京ドーム)後、この日の7回に移籍後1号2ランを放った中田翔内野手(32)を絶賛した。

「5番・一塁」で移籍後初スタメンとなった中田は、3点を追う7回一死二塁の場面で、ここまで好投を続けていた相手先発・今永から特大のアーチを放ち、記念すべき巨人での第1号とした。続くウィーラーにも同点11号ソロが飛び出し、試合を大きく動かす一発となった。

試合後、原監督は「引き分けになりましたけど、起死回生的なね、(一発に)なりましたね」と称賛。続けて「なかなか今、ちょっと打線が沈滞気味だからね。これをきっかけに、という形でね」と、翌日以降のG打線復調へ期待も寄せた。

激励のため東京ドームを訪れていた長嶋茂雄終身名誉監督も、球団室から豪快アーチを見届けると「流れを変えるホームランでしたね。あの場面で完ぺきな一発を打てるのはさすが。真の強打者ですね。これを機に本来の力を出してくれるでしょう」と大絶賛。

移籍後出場2戦目にして早くも放った一発で、指揮官と球界のレジェンドから金言を賜ることとなった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社