好調・ブレーブス9連勝 オリオールズは泥沼の18連敗

【ブレーブス3-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ナ・リーグ東部地区の混戦から抜け出して独走態勢を築きつつあるブレーブスは、オリオールズを3対1で破り、敵地での3連戦をスイープ。連勝を9に伸ばし、貯金は今季最多の12となった。一方のオリオールズは泥沼の18連敗。球団ワースト記録である1988年の21連敗まであと3に迫っている(この21連敗はシーズン開幕からの連敗記録としてはメジャー史上ワースト)。

ブレーブスがトゥキ・トゥサント、オリオールズがジョン・ミーンズの両先発で始まった一戦は、4回表にブレーブスがホルヘ・ソレアーの18号ソロとアダム・デュバルの2点タイムリー二塁打で3点を先制。直後の4回裏にラモン・ウリアスのタイムリー二塁打で1点を返されたが、トゥサントは6回途中5安打1失点の好投を見せ、5人のリリーバーを細かくつないで2点のリードを守り抜いた。

オリオールズは日本時間8月3日のヤンキース戦に7対1で快勝したのを最後に18連敗。今月は20試合を戦ってわずか1勝しかできていない(1勝19敗、勝率.050)。18連敗はすでに今季のメジャーワースト記録を更新しており、オリオールズでは1988年に開幕21連敗を喫して以来33年ぶり。メジャー全体でも2005年ロイヤルズの19連敗以来16年ぶりとなった。次のカードはホームにエンゼルスを迎えての3連戦。第2戦では投手・大谷翔平との対戦も予定されているが、泥沼の大型連敗に終止符を打つことはできるだろうか。

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