ジャイアンツ逆転勝利 両リーグ一番乗りで80勝に到達

【ジャイアンツ2-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ジャイアンツは1点ビハインドで迎えた8回表に代打のドノバン・ソラーノが6号2ランを放ち、逆転に成功。8回裏を3番手タイラー・ロジャース、9回裏を4番手ジェイク・マギーが無失点に抑え、2対1でアスレチックスを破った。敵地オークランドで行われた「ベイエリア対決」の3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、両リーグ一番乗りで今季80勝に到達。2位ドジャースがメッツに敗れたため、ドジャースとのゲーム差は2.5に広がった。

ジャイアンツ先発のローガン・ウェブは6回裏にマーク・キャナに先制タイムリーを浴びたものの、6回92球を投げて5安打1失点の好投。ところが、ジャイアンツはアスレチックス先発のフランキー・モンタスを打ち崩せず、7回まで2安打無得点に抑えられた。しかし、アスレチックスの投手が2番手A・J・パクに代わった8回表に代打攻勢を仕掛け、二死からオースティン・スレイターが四球で出塁してソラーノが6号逆転2ラン。この一発で奪ったリードを守り抜いた。

ジャイアンツは前日の試合でも9回表に代打で登場したラモンテ・ウェイドJr.が16号逆転2ランを放ってチームを勝利に導いており、今日のソラーノの一発も含め、代打本塁打14本はすでに球団タイ記録。前日の試合では前の打席で本塁打を放っていたダリン・ラフに代えてウェイドJr.を起用し、今日の試合ではそのウェイドJr.に代えてソラーノを起用するなど、データに基づいた選手起用もピタリとハマっている。選手層が厚く、レギュラーと控えの実力差が小さいジャイアンツの快進撃はまだまだ続きそうだ。

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