第21週の週間MVPはヤンキース・ボイトとレッズ・ネークイン

日本時間8月24日、2021年シーズン第21週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグはルーク・ボイト(ヤンキース)、ナ・リーグはタイラー・ネークイン(レッズ)が選出された。ボイトは2019年4月以来3度目の受賞で、今季のヤンキースではアーロン・ジャッジとコリー・クルーバー(2度)に次いで3人目(4度目)。一方のネークインは初受賞で、今季のレッズではウェイド・マイリーとジョーイ・ボットーに次いで3人目となった。

ボイトは6試合に出場して全試合で安打を放ち、打率.476(21打数10安打)、3二塁打、2本塁打、11打点、出塁率.522、長打率.905、OPS1.427の好成績をマーク。特に日本時間8月21日のツインズ戦では7号ソロを含む5打数4安打4打点の大活躍を見せた。昨季メジャー最多の22本塁打を放ったにもかかわらず、今季は再三の故障に悩まされ、7月末のトレード・デッドラインでは放出の可能性も取り沙汰されたが、日本時間8月9日に今季3度目の戦列復帰を果たしたあとは打撃好調。13試合で打率.320、4本塁打、17打点、OPS.990の好成績を残し、ヤンキースの快進撃に貢献している。

ネークインは7試合に出場して全試合で安打を放ち、打率.500(26打数13安打)、3二塁打、1三塁打、4本塁打、5打点、出塁率.552、長打率1.154、OPS1.706と絶好調。日本時間8月22日のマーリンズ戦では球団史上15度目となる3打数3安打3二塁打3得点の活躍を見せた。翌日のマーリンズ戦では今季2度目の1試合2本塁打。シーズン18本塁打はすでにキャリアハイを更新している。4月にOPS.914の好スタートを切りながらも徐々に失速し、7月はOPS.568と低迷したが、8月は18試合で打率.400、5本塁打、11打点、OPS1.271と絶好調。ワイルドカード2位に躍り出たレッズの戦いを支えている。

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