２２日投開票された横浜市長選は菅義偉首相が支援した小此木八郎氏が惨敗。自民党内で「菅降ろし」の影がちらつき始めた。目前の衆院選を戦う「選挙の顔」を不安に思う議員心理が根底にある。早期の衆院解散は難しいとの見方が広がり、自民党は予定通り９月に総裁選を実施する見通しだ。９月１７日告示、２９日投開票になる公算が大きい。
「現在、立候補を表明しているのは菅首相のほか、高市早苗前総務相と下村博文政調会長です。岸田文雄前政調会長も出馬する見込み。ただ、菅さんは支持率がダダ下がりですし、４人の存在感はイマイチですね」とは永田町関係者。
そこで期待されているのが現在コロナワクチンで奔走している河野太郎行政改革担当相だ。国民からの人気が高く、首相になってほしいランキングでも上位常連。同関係者は「派閥の長である麻生太郎財務相がゴーサインを出すかは分かりませんし、閣内で菅政権を支える立場。そのためハードルは高いですが、河野氏が出馬すれば自民党に風が吹く可能性がある」と指摘する。
運気も急上昇中だという。カリスマ占い師「Ｌｏｖｅ Ｍｅ Ｄｏ」ことラブちゃんがこう話す。
「河野さんの持っている星は『癸丑（みずのとのうし）』なんですが、来年６０年に１回の幸運期が巡ってきているんですよ。それだけではありません。河野さんは８歳、１８歳、２８歳…と運勢の切り替わりを迎えますが、今年はちょうど５８歳。まさに人生の転機にあたるんです」
しかも今、「天剋地冲（てんこくちちゅう）」という星を形成しており、存在感はピカイチ。さらに、今年の９～１０月にかけて「丁壬干合（ていじんかんごう）」という星まで形成しているので、「首相になるまたとないチャンス」とラブちゃんは太鼓判を押す。
カリスマ占い師からもプッシュされた河野氏。出馬すれば総裁選の“台風の目”になりそうだ。
