中日 “天敵” ヤクルトに今季10敗目 与田監督「去年は勝ってる。別に相性うんぬんじゃない」

中日・与田監督

中日が天敵にまたも勝てなかった。24日のヤクルト戦(静岡)で打線は7安打ながら〝あと1本〟が出ず1―2と惜敗。これで今季の対ヤクルトは2勝10敗3分けとなり、チームの借金12のうち「8」もヤクルトからつくっている。

以下は与田剛監督(55)の一問一答。

――先発した福谷は8回2失点と試合をつくった

与田監督 今日は良かった、本当に。テンポも良かったし、ボールの出し入れ、緩急もうまく使って(大野)奨太もよくリードした。よく投げてくれました。

――一方、打線は得点圏を5度もつくったが、あと1本が出なかった

与田監督 その通りだね。事実がそうだから。負けるときのコメントはだいたいそうだから。チャンスであと1本が出ないという、あと1本打つしかない。

――5試合ぶりにスタメン復帰した高橋周の状態は

与田監督 少しずつタイミングは合うようになってきたと思うが、本来のというか、もっともっといい感じになってほしい。(スタメン復帰して)まだ1試合なので。

――打撃練習で上向いている兆候はあるのか

与田監督 少しずつかな。まあ、結果は試合で出さないとなかなか本人も納得していかないだろうし。

――4番・ビシエドに当たりが出れば

与田監督 それもしょうがないね。みんな打てば勝てるんだし、例えばビシエドの調子が悪くても他の選手がカバーするというような戦いにしていかないといけない。小技も含めて、そういったところができないとこういう試合になる。

――ヤクルトに今季10敗目と相性が悪いが

与田監督 去年は(15勝7敗2分けで)勝ってますから。それをいちいち言ってもしょうがない。毎年毎年、数字は出るが、今年のウチの力がヤクルトさんよりも悪いということ。別に相性うんぬんじゃない。

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