ポルトMF中島翔哉が古巣ポルティモネンセに復帰へ 今季末までのレンタル移籍

古巣のポルティモネンセへ復帰が決まった中島

ポルトガル1部ポルトのMF中島翔哉(27)が今季末まで同1部ポルティモネンセにレンタル移籍することになったと同国紙「O JOGO」が報じている。

中島は2017年にJ1・FC東京からポルティモネンセ入りし、19年2月にカタール1部アルドハイルを経て同7月にポルトに完全移籍。今年1月にUAE1部アルアインにレンタルに出されたものの、負傷もあり、わずか半年でポルトに復帰した。しかし、今シーズンに向けて構想外となっており、今季の去就が注目されていた。

同紙は「27歳の日本人は(ポルトの)セルジオ・コンセイソン監督の選択肢になく、別のチームに移ることになった」とし「中島翔哉の未来が定義されようとしている。ポルトとポルティモネンセはシーズンの終わりまでローンの合意に達している」と伝えた。

中島は日本代表で10番を背負っていたドリブラー。森保ジャパンでは主に左サイドを務め、緩急自在なドリブルでチャンスメークするキーマンとして活躍していた。負傷もあって代表から遠ざかっているが、新天地で好プレーを示し、9月から始まるカタールW杯アジア最終予選で再び日の丸を背負えるか。

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