蓮舫氏が尾身会長のバッハ斬りに賛同「すべきはバッハ会長をもてなすことではなく命を守る施策」

蓮舫氏

立憲民主党の蓮舫代表代行が25日、ツイッターを更新。政府の新型コロナ分科会の尾身茂会長が再来日したIOCのトーマス・バッハ会長に苦言を呈したことに同調した。

尾身会長はこの日、衆院厚労特別委員会で再来日したバッハ会長について「人びとにテレワークを要請しているのにまた来る。バッハ会長の挨拶が必要なら、なぜオンラインでできないのか」「もう一回来たから、銀座も一回行ったんでしょ」などと批判し、国民に誤ったメッセージになりかねないと意見した。

これに蓮舫氏は「尾身さんの指摘に大きく頷きます。今すべきはバッハ会長をもてなすことではなく命を守る施策。政府と専門家の距離に危機感を覚えます」と投稿した。

バッハ会長の再来日を巡っては、五輪後に銀座を散策していたことや監視下を条件に入国翌日から3日間の隔離が免除されるなどしたため、批判が相次いでいた。

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