デビュー20周年・竹島宏が〝諦めかけていた夢〟紅白出場目指す「立ち向かっていきたい」

デビュー20周年の竹島

演歌歌手の竹島宏が25日、都内でデビュー20周年記念シングル「プラハの橋」の発売記念イベントを行った。

サンドアート集団「SILT」とコラボした竹島。竹島が「プラハの橋」を歌っている間に、SILTが曲をイメージしたサンドアートを展開し、最後には「30分ほど練習した」というサンドアートの腕前を披露した。サンドアートに「はかなさや温かさ、幻想的な世界に憧れがあった」と話した。

20年間を「あっという間だった。いつの間にかそんなに長い年月を歌ってきたのかな」と振り返った竹島。今回の楽曲はチェコのプラハを舞台にした失恋ソングで「竹島の声を生かす曲を作ってくださった。悲しい曲ですけど、僕にとっては自分の未来を切り開いてくれる曲になるんじゃないか」とヒットへの期待を寄せた。

新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増えて「自分と向き合う時間が増えた」という。歌に対する考え方も変わっていき「癒やしや安らぎを与えていくということも、一つの目標だと思っていましたが、こういう時期だからこそ、みなさんに元気を届けていくのが大事だと思いました」。

20周年という節目の年に「諦めかけていた夢にもう一回立ち向かっていきたい」とNHK紅白歌合戦への出場を目標に掲げた。

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