【天龍プロジェクト】天龍が角界に“物言い”!?「プロレスは楽なように見えるのか…」

大会の最後をしめる天龍

〝ミスタープロレス〟天龍源一郎(71)が角界に〝物言い〟だ。25日、4月の再始動から9回目を迎えた、自身が主宰する「天龍プロジェクト」を東京・新木場1stRINGで開催。メインではインターナショナルジュニアへビー級(IJ)選手権が行われ拳剛がV1を果たすなど観衆を沸かせた。

試合後に天龍は「皆さんに腹いっぱいのプロレスをお見せできたことと確信しています」と手応え。最後は恒例の「エイッ、エイッ、オー」で会場と一体となった。バックヤードでも「戦いはレベルの高いところで推移している。すべての試合にお客さんが快く反応してくれたのがうれしかったねぇ」とご満悦だった。

そんな中、話題は第1試合に出場した全日本の斎藤レイへ。自身と同じく元力士という経歴を持つ斎藤に「まだ場慣れしてないから(試合の展開など)歯がゆさは感じた。輪島さんなどは自分にムチ打って一生懸命プロレスを学んでいた。その姿勢でいってほしい」と元横綱でプロレスラーとして、しのぎを削ったライバルを引き合いに期待をかけた。

すると「プロレスは楽なように見えるのか記者の人たちは平気でクソミソに書くから。相撲はそんなことしたら出入り禁止になるから」と、なぜかプロレス界と角界を比較。角界への皮肉(?)のようにも聞こえたが、最後は「なんで俺に悪口を言わせるんだよ」と不敵な笑みを浮かべていた。

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