イングランド代表FWハリー・ケインが今夏のトットナム残留を宣言 マンCはC・ロナウド獲得へ

トットナム残留を明言したハリー・ケイン(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属する同代表のエースFWハリー・ケイン(28)が自身のSNSを更新し、今夏の移籍を諦めて残留を宣言したと英「BBC」など各メディアが報じている。

ケインは今夏の移籍を希望し、同リーグのマンチェスター・シティが移籍金1億5000万ポンド(約226億5000万円)のオファーを提示。しかし、トットナムのダニエル・レビ会長がケインの流出に難色を示すなど、交渉は進んでいなかった。

ケインは25日にツイッターを更新し「日曜日(22日)にスパーズのファンからの歓迎を見て、そして過去数週間に私が受けた応援メッセージのいくつかを読んで信じられないと感じた。私は今年の夏にトッテナムに滞在し、チームの成功を支援することに100%集中する」と書き込み、今夏の移籍を断念すると報告した。

トットナムのヌーノ・エスピーリト・サント監督は「素晴らしいニュースだ。ハリーがチームに合流して以来、しっかり働いていると思う。それは私たちが大切にしていることで、トレーニングにおける彼の態度は素晴らしかったです」と話した上で、来年1月に再び移籍問題が浮上する可能性があることに「心配していません」とコメントした。

一方、ケインの獲得に失敗したマンチェスターCはイタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの獲得に動くとみられており、今後の動向が注目されている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社